ボウニンゲンの小部屋

福岡市早良区で活動してます。ボウオフィスのブログです。日々思うことや出来事を綴っています。

新宮町にバスキア?

どうも、3号です。
先日、新宮町にある進藤商店さんにお伺いしました。進藤商店さんは、創業100年以上の干物屋さんです。そこで、「お魚・海の絵コンクール」を開催されていて、その審査員として参加させて頂きました。(審査するような資格、技術は持っていませんが)

4〜5才のお子様から70才過ぎまで、幅広い年齢の方々が、総数約150点もの絵を描かれていました。どの絵も、海が好き、魚が好き、描くの大好き!という気持ちが出ていて、圧倒されながらもワクワクが止まらない状態で見させて頂きました。

 

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私の役目は、子供の部、大人の部それぞれで、優秀と思えるものを数点ずつ選ぶというものでしたが、はっきり言って選べません。パッとは選べませんが、絵と絵の間の道を何度も歩きまわり、無理矢理数点ずつ選びました。
その中で、私の目にはダントツに気になる絵がありました。
現時点で各賞が発表されていないので、直接その絵はお見せ出来ませんが、5才の子が描いた世界は、多分海と思われる部分が黄色と白(ホワイトスペース)であっさりと描いてあり、対比するように、カラフルな色で書き込んである魚は空(に見える)へ飛び出し、無意味に見える黒い線がアクセントになっていて、バスキアを彷彿とさせるものでした。(あくまで個人の感想です)感動ポイントは人それぞれですが、多分バスキアは知らないであろう5才の子にやられるとは思ってもみませんでした。

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実際の絵は、進藤商店さんが公表されると思いますので、是非ご確認して頂きたいと思います。
今回参加させて頂き、改めて海は青く描くとか、魚はこういうものだという固定概念が視野を狭くさせ、発想に蓋をしているなあと感じ、描きたいものを素直に描くという行動力に刺激を受けました。素晴らしい体験をさせて頂いた、進藤商店さんに感謝感謝です。