バンダイ脅威の技術力
ちょいと更新が遅くなってしまいました。申し訳ありません、ボウニンゲン2号です。
そろそろネタも尽きてきたんですが、今回はプラモの話なんぞ。
今でこそプラモと言えばバンダイがメーカーとしては代表格のようになっていますが、そのバンダイが1980年に出した最初のガンダムがこれ。
大ヒット商品となったのですが、その理由は「『謎のミサイルや謎のキャタピラを勝手に追加してオモチャ感を出すなどということなく、アニメの設定に忠実に、スケールモデルとしての商品を目指そう』という姿勢がガンダムという作品の方向性と合致していたこと」であり、決して特別に出来が良かった訳ではありません。
やはり、タミヤやハセガワの方が優れていたのです。
しかし、ヒット商品が出れば、開発も進み、技術も蓄積され、進歩していきます。そして最初のガンダムから40年、先日発売されたガンダムは
すごいものです。値段も最初の300円から27,000円にまで成長しました。
ガンプラの市場はすでに日本だけでなく、バンダイ直営の「ガンダムベース」の2号店が、大阪や名古屋でなく福岡に作られたのもアジア市場を見越してのことだったとか。ま、直後にコロナが来たので想定外の状況かもしれませんが。
(と、ここまでは「前ふり」。なので画像はネットから拾いました)
そんなバンダイがガンプラだけでなく、他のプラモも出していることはご存知でしょうか?
その1つが「STAR WARS」シリーズです。
海外の映画のプラモを日本のメーカーが作る、というのはほとんど初めてのことではないかと思います。サンダーバード等のITC関連くらいしか思いつきません。なので、作ろうと思ったら結構値のはる海外メーカーのものしかありませんでした。それも全然パーツが合わないようなシロモノで・・・。
そんな中、「EPISODE 7 フォースの覚醒」公開に合わせて、バンダイが参入してきたのです。
作ってみました。
すばらしいですね。
で、これ、組んでるときに笑ったのが「デカール」。正確には「水転写式デカール」というものが付属していて、模様などを貼り付けるんですが、その中でも52番。説明書には
こう指示があります。
これですな。
でもね、これ。
1ミリくらいしかありません。
ええ、がんばりましたよ。
つまようじと比較(笑)
うしろのR2-D2も大変でした。
そしてSTARWARSと言えば・・・
このディティール!
やはり、つまようじと比較(笑)
実際の映画の撮影用の模型を元に設計を行ったとのことで、これはもう完全にスケールモデルです。
で、これが、組み立てるのが難しいかというと
そうでもない。
ガンプラで養われた技術がこれでもかと投入され、なんと接着剤不要!
ニッパで切り取って、パチパチ組めばいいのです。
もうね、バンダイ、凄すぎ。
117番まであります。何日かかったか憶えてません。
さて、STARWARSと言えば、キャラクターものもあるわけで
これらも、なかなか楽しいです。
が、最近のバンダイさんは、また別の方面に技術を磨き始めたようで
こんな商品も。
これ、顔は最初から塗装された状態で売ってます。自分で塗る必要はありません。
いやはや、どこまで行っちゃうんでしょうかね。